今回XMはスキャルピングトレードに向いているのか?という点を深掘りしていきたいと思います。
XMはレバレッジ最大888倍と海外FX取引業者の中でもトップクラスのハイレバレッジを誇り、更には追証無しのゼロカットシステムを採用しています。XMのレバレッジについてはこちらに細かくまとめてますので、参考にしてください。
この大きな二つの特徴とスキャルピングトレードは相性がいいんじゃないかと思われる方も多いと思います。
XMのスキャルピングトレードの相性の良い部分と相性の悪い部分を解説しますので参考にしてください。
目次
XMのスキャルピングを徹底解説

まず、海外FX取引業者の中にはスキャルピングトレードを禁止している業者もあります。
XMはそもそもスキャルピングトレードを禁止しているのか?という点ですが、XMはスキャルピングトレードを認めています。
公式ページにこのように記載があります。

公式にスキャルピングを認めていますので、安心してスキャルピングトレードを出来ます。
XMがスキャルピングに向いている2つの点
XMがスキャルピングに向いている点からお伝えします。
XMの高い約定力

XMは全注文の99,35%が1秒以内に約定され、リクオートや約定拒否もありません。
実際にXMは2017年にShares MagazineのUK Forex Awards 2017よりベストFX執行ブローカー賞を受賞しています。
これは約定拒否のない100%の取引執行率を保証するもので、いかにXMの約定力が高いかを証明しています。
XMのレバレッジは最大888倍
XMのレバレッジは最大888倍です。国内の最大25倍とは比べ物にならない大きさです。このハイレバレッジを最大限活かせるのは資金の小さい人だと考えます。
資金の小さい人が大きな利益を狙うにはこのハイレバレッジを使ってのスキャルピングトレードが非常に有効です。
スキャルピングとハイレバレッジはとても相性の良い取引です。
XMがスキャルピングに向いていない1つの点
XMがスキャルピングに向いていない大きな点があります。それはスプレッドが広いという点です。
スキャルピングでは1日に何度も売買を繰り返すために、取引ごとにかかるスプレッドが積み重なって大きな手数料となります。
スキャルピングトレードをするにあたって切っても切れないのがスプレッドが広いか狭いかという問題です。
XMは本来スプレッドの狭さを強みにしている海外FX取引業者ではありません。
ハイレバレッジとボーナスが強みですので、その分スプレッドの狭さを強みにしている業者と比べればスプレッドは広いです。
XMにはゼロ口座があるが実際はどうなのか

XMにはスプレッドが狭いゼロ口座があります。
3種類あるXMの口座の中でも、スプレッドが狭いという大きな特徴をもったゼロ口座ではスキャルピングに向いているのか?
これを他社と比較してみます。
XMゼロ口座と他社口座との取引手数料比較
通貨ペア | XM | TitanFX | Axiory | HotForex |
---|---|---|---|---|
取引手数料 | 1.0pips | 0.7pips | 0.6pips | 0.8pips |
USD/JPY | 1.1pips (0.1pips) | 1.03pips (0.33pips) | 1.1pips (0.5pips) | 0.9pips (0.1pips) |
EUR/JPY | 1.6pips (0.6pips) | 1.44pips (0.74pips) | 1.3pips (0.7pips) | 1.6pips (0.8pips) |
GBP/JPY | 2.1pips (1.1pips) | 2.15pips (1.45pips) | 2.3pips (1.7pips) | 2.2pips (1.4pips) |
AUD/JPY | 1.8pips (0.8pips) | 1.82pips (1.12pips) | 1.5pips (0.9pips) | 1.8pips (1.0pips) |
EUR/USD | 1.1pips (01.pips) | 0.90pips (0.2pips) | 1.1pips (0.5pips) | 0.9pips (0.1pips) |
GBP/USD | 1.4pips (0.4pips) | 1.27pips (0.57pips) | 1.5pips (0.5pips) | 1.2pips (0.4pips) |
AUD/USD | 1.3pips (0.3pips) | 1.22pips (0.52pips) | 1.2pips (0.6pips) | 1.6pips (0.8pips) |
XMゼロ口座は最小0.1pipsが最大の強みですが、その分取引手数料が1.0pipsかかってしまいます。
手数料が少し高い分他社のスプレッドに比べて少しだけ割高になってしまう。
この少しの割高もスタンダード口座のように取引ボーナスやレバレッジが888倍であればカバー出来るとも思いますが、XMゼロ口座ではボーナスが無いのとレバレッジは最大500倍になってしまいます。
またXMゼロ口座はCFD銘柄は非対応のため、CFD銘柄でスキャルピングトレードをしたい場合は出来ません。
XMでスキャルピングトレードをして口座凍結してしまったという方へ

インターネット上にXMでスキャルピングをして口座凍結するという情報がありますが、あれは間違いです。
先程も紹介した通り、XMではスキャルピングトレードは認められています。

では何故スキャルピングをしていてて口座凍結したのか?という点ですが、以下の可能性が考えられます。
XMの禁止事項に触れていて、そのタイミングでスキャルピングをしていた。
スキャルピングをしていて口座凍結のなったから、スキャルピングが原因と勘違いをしている可能性があります。
実はスキャルピングではなく、他の問題で口座凍結になっているということです。
●複数口座間での両建て
XMでは1人で8個まで口座を開設することが可能です。複数の口座を利用した両建て取引は禁止されており、あらゆる業者で禁じられています。
●他業者間での両建て
XMとその他の業者を利用した両建ては禁止。
禁止理由は複数口座間での両建てが禁止されているのと同じです。
●裁定取引(アービトラージ)
裁定取引はすべて禁じられています。
人工知能・AIを利用した自動売買の裁定取引、業者間のレート表示差を利用した取引も禁止。
●グループ内での両建て・裁定取引
FX仲間とグループを作成して、両建て・裁定取引するのは禁止。(グループAはドル円買い・Bグループはドル円売り)
過去にとあるグループがこの規約に抵触し、利益をすべて没収されて口座凍結という罰則を受けている。
●ボーナスやXMPの悪用
ボーナス現金化やXMPを稼ぐことを目的とした取引は禁止。
ボーナス現金化は当然として、XMPを稼ぐためだけに同一口座間で両建取引をするのも禁止となっている。
●接続遅延やレートエラーを利用した取引
要人発言や指標発表時にはアクセス集中の影響から、接続遅延やレートエラーが起こり得る。
このような状況での接続遅延・レートエラーを故意に利用した取引は禁止されている。悪質とみなされれば、利益没収のされるだけでなく、口座凍結される可能性がある。
●週明け窓を狙ったトレード
月曜の市場オープン時に金曜のクローズ値から、大きくレートが乖離することがある。(金曜クローズ価格と月曜オープン価格の間に大きな空白(乖離)があることを窓開けと呼ぶ)
窓開けを予想して、金曜クローズ時に複数口座間で両建てして稼ぐことは禁止。
以上の禁止事項に触れていなければ、スキャルピングをしても口座凍結する可能性はありませんので、安心してください。
まとめ
XMでのスキャルピングトレードは向いてる点もありますが、スプレッドが広いという大きなデメリットもあります。
スキャルピングトレードにはスプレッドの問題は最優先事項ともなる問題ですので、スプレッドが多少広くてもかまわないという方は、ゼロ口座ではなくスタンダード口座でハイレバレッジとボーナスの恩恵でカバーする方が向いていると思います。

XM(エックス エム)はセーシェル金融庁の審査を受け、金融サービスを提供することを公式に許可されています。セーシェル金融庁の監督の下、コンプライアンスを重視した海外FX業者です。
XMグループは世界196カ国(20言語)でサービスを展開しており、海外FX業者の中で最も満足度の高いFX業者として、XMのサービスは世界中から好評を受けています。
最大レバレッジが888倍と国内口座ではないハイレバレッジと最小スプレッドが大変魅力です。