Bigboss(正式名称 Bigboss financial)はニュージーランドに本拠を置く会社です。インターバンク直結のECN方式を採用した取引環境で透明性の高い取引を提供しています。
公式ウェブサイトは2016年8月現在日本語対応が完了し、顧客専用ページも同様に日本語対応しており使いやすいです。日本円建て口座が提供されており、カスタマーサポートの日本語対応レベルは高く、堅実なサービスに人気の声が集まっています。
2016年春より、サーバー増強、追証撤廃、ライブチャット導入、最大レバレッジ拡大、ビットコイン入金導入、と立て続けにサービス内容を改善してドンドン使いやすくなっています。さらに2016年11月からは、書類提出をスキップできる「クイック口座開設」、カード入金手数料無料、カード入金即時反映を実現。要注目の海外FXブローカーです。
✅メリット・デメリットを知る

✔︎メリット
- 最大レバレッジ555倍
- キャンペーンが豪華(100%入金ボーナス)
- 最小取引数量は1,000通貨からなので少額取引に最適
- スキャルピング・自動売買に制限なし
- 分別管理が徹底されており、口座資金は全額補償
- ゼロカットあり
- 情報公開に積極的で安心感がある
- 入出金が便利(国内銀行送金とbitwalletにも対応)
- 日本語サポートが高品質
✔︎デメリット
- 金融ライセンスはマイナーなセントビンセント・グレナディーン
- 通貨ペアが33種類と少ない
- プロスプレッド口座の取引手数料が片道4.5ドルと少々高い
- プロスプレッド口座の一部通貨ペアはスプレッドが広い
- スワップポイントはマイナスが多く金額も安い
- トレードツールはMT4のみ
デメリットのポイントとしてトレードツールがMT4のみと記載しました。
気になる方がいるかもしれませんが、特に心配はありません。MT4はトレードツールとして充分に機能しますしインジケーターの機能もたくさんあります!使い方さえ慣れれば、他の海外FXでも利用する機会が増えると思うので使い慣れておくと良いでしょう。
✅信頼できる?評判が良いのか?

結果から言いますと、、
日本人には評判が良く大きなトラブルは発生していないので大丈夫です。
しかし良い点も悪い点もありますので解説していきます。
会社概要
運営会社 | Big Boss Holdings Company Limited |
所在地 | セントビンセント・グレナディーンほか P.O. Box 1823 Kingstown, VC0100 St. Vincent & the Grenadines |
代表者 | クリストファー・ジェイソン |
金融ライセンス | セントビンセント・グレナディーンFSA |
設立 | 2013年7月 |
Bigbossの公式サイトは、2013年7月から運営がスタートし、2016年8月には公式サイト・口座開設フォーム・マイページが日本語対応となりました。
金融ライセンスは、マイナーなセントビンセント・グレナディーン諸島のFSAで取得しています。
「セントビンセント・グレナディーンの金融ライセンス」

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かつては、ニュージーランドにある「NEW ZEALAND COMPANIES OFFICE」で金融ライセンスを取得していましたが、現在は抹消され法人登録を残すのみとなっています。
現在は、本社機能をセントビンセント・グレナディーンに移し、セーシェルにもオフィスを設立したようです。
ニュージーランドの金融ライセンスが抹消された理由は、事務手続きの行き違いとされています。
ちなみに、LAND-FXもBigBossと同じように、ニュージーランドでの金融ライセンスを抹消されています。
過去に「NEW ZEALAND COMPANIES OFFICE」は、「今後、金融ライセンス登録には、ニュージーランド国内に物理的なオフィスを構えている必要がある」など、登録条件を厳しく改定したことがあります。
その際、ニュージーランドでペーバーカンパニーを設立し営業していた業者は、登録抹消か、実オフィスをニュージーランドに構え営業を続けるかの選択を迫られました。
このことも、BigBossの金融ライセンス登録抹消・本社移転に影響していたのかもしれません。
ちなみに、規制のゆるいオフショアの国で、ペーパーカンパニーを設立し、ハイレバレッジ・豪華なボーナスを提供する営業スタイルは、海外FX業者では一般的です。
グループ会社が、信頼性の高いイギリスのFCAやキプロスのCySECといった金融ライセンスを保有していたり、会社情報をしっかり公開していれば問題ありません。
BigBossの場合、グループ会社の有無は不明ですし、マイナーなセントビンセント・グレナディーンFSAのライセンスしか所有していないという懸念材料があるため、正直、会社の信頼性の面には不安を感じる部分もあります。
しかし、基本的に日本人には評判が良く、今のところ大きなトラブルは発生していません。
☑️金融庁の警告あり⚠️

Bigbossは金融庁・関東財務局から無登録業者として警告を受けています。
警告を受けている理由は「インターネットを通じて、無登録のまま日本居住者に対し店頭デリバティブ取引の勧誘を行った為」です。
ちなみに日本語公式サイトを持つ海外のFx業者は、ほぼこの警告を受けていると言っても良いでしょう。日本語公式サイトを運営しているだけでも勧誘行為に該当してしまうみたいなので警告があるからといって全て怪しい業者とは限りません。
実際に利用している方の評価やサイトの評判を見てみるのもいいと思います。
現在Bigbossの公式サイトには、「当サイトは、日本国内で金融サービスを提供することを意図したページではなく、金融商品提供や金融サービスへの勧誘と考えられる業務には携わっておりません。」としっかり明記されています。
これはもちろん建前上なので、日本居住者でも問題なく口座開設・取引が可能です。
☑️評判が良いとされるポイント
✔︎日本人スタッフ常駐による手厚いサポート体制
海外FX業者を利用する際のハードルのひとつにもなるのが、言葉の壁ではないでしょうか。特にFXのように実際のお金を使うサービスの利用には、トラブル時の対応なども含めて言葉がわかるかどうかという点は重要なポイントです。
この点BigBossは日本人スタッフが5名在籍、さらに2名が常駐しているということで、安心して利用できると言えるでしょう。サポート対応時間は、ライブチャットが日本時間の10時~18時、メールは24時間体制で迅速かつ丁寧に対応してくれます。特にメールのレスポンスが業界でもトップクラスに早いと評判ですね。公式HPページには1日営業日以内と記載されていますが、実際は数時間以内には返信が来ます。
海外の金融サービスを利用する上で、サポート体制がしっかりしており迅速な対応が期待できるという点は、BigBossの大きな評価ポイントと言えます。
✔︎約定力の高さ
BigBossは特に約定力に対して力を入れている業者として有名です。その約定スピードには非常に定評があり、どんな場面でもストレスなくトレードすることが可能。例えば米雇用統計やFOMCなど、注文が多く値動きが激しくなりやすい重要指標発表時でも、何の問題もなく注文がサクサクと通ります。
この約定力の高さは、世界各国の大手金融機関も採用しているEquinix(エクイニクス)社のサーバーを利用していることにあります。サーバーの能力はそのまま約定力に直結するため、世界有数のクオリティを誇るEquinix社にトレーディングサーバーがあるという点は評判の良さに繋がります。
✅まとめ
日本人スタッフのサポート体制や約定力の高さによる評判の高さはありますが、会社としての信頼度が低い点は、見逃すことができないデメリットであると思います。
XMやGemforexのように誰にでもすすめられる海外FX業者とは言えませんが、信頼度の低さを気にしなければ、取引を始めるにあたってのハードルは非常に低く、海外FXを手軽に始めたいと思う人にはおすすめです。また、すでにメイン業者を使っているトレーダーがサブ的に利用するのもありだと思いますので、気になった人はぜひ口座開設を検討してみてください。
Bigbossの記事を他にも書いているのでそちらも見ていって下さいね。

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