カンボジアの最大手銀行アクレダ銀行。
2020年5月にカンボジア証券取引所のCSXに株式上場をして、世界的にも更に注目されている金融機関です。
ドル建ての定期預金が5年もので6.5%と世界的にも注目される銀行ですが、仮想通貨は使えるのか?
ここは仮想通貨ユーザーが気になるところだと思いますので、深掘りしてまとめていきます。
アクレダ銀行で仮想通貨は使えない

2020年5月現在アクレダ銀行では仮想通貨は取り扱い出来ません。
ですので、BXONEなどの仮想通貨ウォレット内でUSDに両替してから送金する必要があります。
アクレダ銀行ではドル建ての定期預金が5年物で6.5%と高金利になっていますので、ウォレット内の仮想通貨をドルに替えて定期預金に組み込む方が増えてきてます。
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カンボジア中央銀行が仮想通貨を発行予定
カンボジア国立銀行のチア・セレイ総局長は、同行は専用に設計された独自通貨によるブロックチェーンベースのP2P(ピアツーピア)プラットフォームとして「カンボジア国家決済ゲートウェイ」、つまりは中央銀行デジタル通貨(CBDC)を開発していると発表しました。
「プロジェクト・バコン(Project Bakong)」と呼ばれ、2019年7月に初めてカンボジア国立銀行がテストしたこのCBDCは、参加銀行がサポートするクローズドシステムで機能する。
ユーザーがバコン・ウォレットを設定すると、銀行口座と自動的に連携され、法定通貨をリアルタイムで新しいCBDCに簡単に交換することができる。カンボジア国立銀行はプラットフォームからの全決済データを保存すると述べた。つまり、決済は完全に追跡可能になる可能性があるということです。
ユーザーは自分のモバイル端末から日々の支払いのために「擬似的な」CBDCを利用することができる。バコンは、国中にQRコード決済の導入を図る同国政府の取り組みを支えるものとして期待されています。
よって近い未来アクレダ銀行で仮想通貨を取引できる日が来ることもありそうです。
まとめ
2020年5月現在仮想通貨は取り扱いは出来ませんが、カンボジアの中央銀行が中央銀行デジタル通貨を発行予定だと発表しています。
近いうちにカンボジアの国内決済手段として発表されたら、アクレダ銀行にも動きがありそうです。
カンボジアにある商業銀行のひとつであるアクレダ銀行(Acleda Bank)は、1993年に国連開発計画(UNDPと国際労働機関(ILO)による所得向上及び、雇用創出の為のプロジェクトとして、中小零細企業を支援する非政府組織(NGO)として設立されました。
2000年10月に専門銀行に移行し、2003年12月には本格的な商業銀行としての免許を取得しました。 その後、カンボジア最大の銀行として、税引後利益、支店数、ローンポートフォリオ、貯蓄、払込資本金、総資産など全てにおいてマーケットリーダーの地位を保持しています。
日本企業からも三井住友銀行:18.25%オリックス:12.25%などが出資しています。
JCBも加盟店の業務提携を結んでおり、アクレダ銀行JCBデビットカードや、VISAデビットカードの発行も可能です。
また、カンボジアは流通通貨が米ドルのため普通預金や定期預金を「米ドル建て」でおこなうことができるのが大変魅力となっています。